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市民特派員レポート

若松みなと祭り(くきのうみ花火大会・五平太ばやし競演会・火まつり行事)

若松区役所まちづくり推進課
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 くきのうみ(洞海湾)を彩る花火で華やかに幕あけし、石炭の積み出し港として隆盛を極めた若松の歴史を語る「五平太ばやし」、そして、荘厳なたいまつの灯りが印象的な「火まつり行事」で締めくくる、3つのお祭りが集まる若松最大のお祭りです。毎年7月の下旬の週末に開催されています。
 その昔,筑豊で採掘された石炭は、川ひらたと呼ばれる小さな船で、遠賀川を、堀川をのぼり若松まで運ばれていました。「五平太」と呼ばれる役人さんがこの燃える石を発見したということから、石炭を「五平太」、川ひらたを「五平太船」と呼ばれていたという一説があります。
 五平太ばやしは、遠賀川・堀川を往来する川ひらたの船頭衆が、激しい仕事の合間、川ひらたの船縁を叩きはやしながら、流行り唄や民謡を口ずさんだのが始まりだと言われています。
 鉄道が発達し、川ひらたで石炭を運ぶこともなくなり、昭和中期には炭鉱閉山してしまいましたが、「川筋男の意気や気っ風」は五平太ばやしとして、今に受け継がれています。
船縁を叩いていたものが、木樽の樽太鼓や船縁を模した「よこ木」となり、当時の姿を模した法被、地下足袋、豆絞りの格好で叩く姿は、勇ましく歴史を感じます。

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 現在、歌い継がれている五平太ばやしは、若松の郷土作家「火野葦平」の作詞によるものです。
地域の方はもちろん、地元高校、企業や役所の方々とたくさんのチームがあり、競演会を行ったり、地域をまわったりしながら、最後は商店街の中に全チーム集まり一緒に演奏するという「総打ち」を行います。五平太太鼓を持っていない人でも参加できるように、商店街のわきには「よこ木」が並べられて自由に叩けるようになっています。お祭りに参加しているすべての人と共有できるこの時間は,何モノにも代えがたいエネルギッシュなパワーをも共有できる場所になります。

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 そして、火野葦平といえば、自宅を河童の棲家といった意味の河伯洞と名付けたほど、河童を愛した人です。この火野葦平の発案で始まりましたのが「火まつり行事」です。

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 久岐の浜でかっぱ祭りを行い、その後、竹たいまつを灯し高塔山の山頂にある河童地蔵尊のお堂を目指します。何百・何千のたいまつと竹灯篭の灯りが若松の町と高塔山を照らす様子は非常に美しい光景です。
 竹たいまつと竹灯篭は、北九州ビオトープネットワーク研究会の協力により昨年から使用されるようになりました。若松区内の不要な竹を有効利用し、その後も資源活用するというエコな観点も取り入れられています。
(※火まつりの写真は北九州ビオトープネットワーク研究会から提供していただきました)

静と動の美しさを兼ね備え、3日間それぞれに楽しめる若松のみなと祭り。
皆様ぜひ足を運んで若松パワーを感じてください。

 なお、今年の日程は下記のとおりです。
  ■「若松みなと祭り」  <7月17日(金)~7月19日(日)>
   ・「くきのうみ花火大会」<7月17日(金) 20時~>
   ・「火まつり行事」     <7月19日(日)>


市民特派員: うぢゃ


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